トップページ > 最新小説ニュース > 2012年4月上旬の小説ニュース

2012年4月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年4月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2012.4.10(火)

岩波文庫、電子書籍版を配信へ

岩波書店は10日、岩波文庫の電子書籍版の配信を、今月下旬から開始すると発表した。

第12回「本格ミステリ大賞」候補作決定!

小説部門(*タイトル50音順)

国立国会図書館、1883年からの官報データ約2万1000点をWebで公開

国立国会図書館は4月9日、デジタル化した官報データのインターネット提供を開始した。「国立国会図書館のデジタル化資料」トップページ中央のボタンから「官報」を選ぶと閲覧できる。

「2012年本屋大賞」結果発表!

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞」の発表会を、4月10日(火)明治記念館にて行いました。

「本屋大賞2012」が決定-三浦しをんさんの『舟を編む』

全国書店員の投票で選ぶ「本屋大賞2012」の発表会が4月10日、東京・明治記念館で開催され、直木賞作家・三浦しをんさんの小説『舟を編む』(光文社)が大賞に輝いた。

<さくら荘のペットな彼女>人気ラノベがテレビアニメ化 ましろ役に茅野愛衣

学園の変人たちが集まるという学生寮「さくら荘」を舞台としたライトノベル「さくら荘のペットな彼女」(電撃文庫)のテレビアニメ化が決まった。声優は、主人公・神田空太役を松岡禎丞さん、天才画家・椎名ましろ役を茅野愛衣さんが務める。放送時期は未定。

アマゾン「キンドル」上陸前夜、攻防戦の内幕

米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が米国で登場したのは2007年11月。日本にも「上陸する」と噂されながら、結局4年超が過ぎた。アマゾンと国内出版勢の間で何が起きていたのか。そして、キンドルはいつ上陸するのか。ベールに包まれた交渉の舞台裏を追った。

2012.4.9(月)

「Webらしさ」とは?──新刊書籍を無料公開 NIIと丸善

国立情報学研究所と丸善出版が新刊「ウェブらしさを考える本-つながり社会のゆくえ-」を発売と同時にWebサイトで無料公開。

カカクコム、新サービスを開始―第1弾は本の情報共有

カカクコムは2012年4月9日、購入商品や気になる商品を登録することで、持ち物管理や、他のユーザーと共有できる新サービス「my rack」(マイラック)を開始した。同サービスではまず、「価格.com」の書籍データと連動して Web 上にユーザー専用の本棚を持てる「My 本棚」を展開する。同サービスの利用には「価格.com ID」への登録/ログインが必要。

ブリタニカ百科事典、大売れ=出版中止で駆け込み需要-米

【シカゴ時事】百科事典の代名詞で、240年余りの歴史を誇る英語の「ブリタニカ百科事典」の書籍版出版が3月中旬、打ち切られると発表されたのを受け、転売や収集目的の買いが膨らみ、在庫が急減している。米紙シカゴ・トリビューンが9日までに報じた。

YouTube創設者ら、新しい雑誌プラットフォーム「Zeen」を準備中か

YouTubeの創設者であるChad Hurley氏とSteve Chen氏は、ユーザーが「美しい雑誌を発見および作成」できる新サービス「Zeen」を近日中に公開するようだ。

第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定!!

2012年4月9日鹿児島市役所 第22回 椋鳩十児童文学賞 受賞作品決定 ≪受賞作品≫ 小浜 ユリ 作 『むこうがわ行きの切符』

松本清張作品、中国語名変更でベストセラーに

世界三大推理小説作家とされる松本清張の代表作「球形の荒野」は、中国発売当初、まったく注目されなかった。出版会社の北京読客図書有限公司が今年、同書の書名を「一個背叛日本的日本人(日本を裏切った日本人)」と改め中国で再出版すると、カルチャー系SNS「豆瓣」の新書欄トップページに掲載され、10点満点で9.2点の高得点を獲得した。長江日報が報じた。

2012.4.8(日)

ハリポタ電子書籍化の衝撃 出版業界の常識覆す3つの理由

先ごろ、世界の出版業界を揺るがす大事件が起きました。世界的な大ベストセラーで、映画化もされた「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の英語版が遂に電子書籍となって先月27日に発売されたのです。

2012.4.7(土)

ひと:綿矢りささん 「かわいそうだね?」で大江健三郎賞

小説を書き上げられない時期がしばらく続いていたという。途中で気にいらなくなると先に進めず、ボツにした作品も多い。「第一稿を完成稿にしようとしていたんです。書いていて自分で緊張しちゃうんですね」。とにかく書き切って後で直すやり方に変え、2年ほど前からブランクを脱したと振り返る。

大江健三郎賞:綿矢りささん「かわいそうだね?」に決定

第6回大江健三郎賞(講談社主催)が作家、綿矢りささん(28)の小説「かわいそうだね?」(文芸春秋)に決まった。受賞作は翻訳され、海外に紹介される。選評は7日発売の文芸誌「群像」5月号に掲載される。

2012.4.6(金)

出版の歴史が分かる企画展 千代田図書館

東京都千代田区九段南の千代田図書館で、本を通じて江戸時代からの出版の歴史を紹介する企画展が開催されている。6月23日まで。

Google、書店業界向けの電子書籍販売プラットフォームサービスから撤退を発表

Googleは書店業界向けに提供していた電子書籍販売プラットフォームサービスを来年1月末に停止することを発表した。

西宮ゆかりの文学紹介 来月から連続講座 兵庫

西宮ゆかりのSF作家、小松左京にまつわるエピソードや夙川が登場する文学作品などを紹介する3回連続講座「西宮文学案内」が5~7月、西宮市内で開かれる。講師として登場する作家、土居豊さんは「夙川が生んだ文学者が4人もノーベル賞候補になっており、その深さを紹介したい」と意気込んでいる。

国立情報学研究所と丸善、新刊書籍「ウェブらしさを考える本」を無料公開

国立情報学研究所(NII)は、丸善出版株式会社から4月7日に発売される新刊書籍「ウェブらしさを考える本-つながり社会のゆくえ-」(798円)の全文を、同日よりウェブで無料公開すると発表した。

片瀬さん 群像新人文学賞優秀作に

帯広出身で明治大学4年生の片瀬チヲルさん(21)=横浜市在住、本名非公表=の応募作品が、第55回群像新人文学賞(講談社主催)の小説部門で優秀作に選ばれた。受賞作品は「群像」6月号(5月7日発売)に掲載され、メジャーデビューを果たす。片瀬さんは十勝毎日新聞社、NPO十勝文化会議主催の短編小説公募「郷土作家アンソロジー」で4度、最優秀賞を受けており、「大きい賞に挑んでもなかなか評価されず悩むことも多かったが、地元に自分を評価してくれる人がいることが心強く、書き続ける力になった」と話している。

2012.4.5(木)

【オリコン】文庫版『1Q84 BOOK1』前後編が1位2位独占

村上春樹の『1Q84 BOOK1<4月-6月>』の前後編(ともに3月28日発売・新潮社)がそれぞれ週間13.0万部、9.2万部を売り上げ、4/9付"本"ランキング文庫部門で1位、2位を独占した。『~前編』は、今年1/23付で佐伯泰英『東雲ノ空居眠り磐音江戸双紙38』(双葉社)が記録した12.7万部を超え、今年度最高週間売上を記録した。

サンワサプライ、書籍を裁断せず電子化できるスタンド型スキャナ発売

サンワサプライは2012年4月5日、立体物や厚みのある書籍をスキャンしやすいスタンド型スキャナ「400-CMS012」を直販サイト「サンワダイレクト」で発売した。本や資料を裁断することなく画像データ化できるうえ、タイマー撮影機能により書籍のページをめくるだけで連続スキャンが行える。直販価格は1万7,800円(総額)。サンワダイレクトの本店/楽天市場店/Yahoo! ショッピング店/Amazon マーケットプレイス店で限定販売している。

電子書籍版「Harry Potter」、発売3日間だけで約1.3億円を売り上げる

【編集部記事】英出版業界ニュースサイト「The Bookseller」によると、作家J K Rollins氏の電子書籍出版社Pottomore.comが先月28日に発売した「Harry Potter」シリーズ電子書籍版が最初の3日間で100万英ポンド(約1.3億円)の売上を突破した模様。

2012.4.4(水)

「漫画界のルールと伝統をぶちこわす」――小学館の「裏サンデー」はWeb漫画の"爆弾"となるか

小学館が、「漫画界のルールと伝統をぶちこわす」というWeb漫画サイト「裏サンデー」を突如告知。参加作家には、春原ロビンソンさんをはじめとするネットの人気クリエイターがずらりと名を連ねている。一体、何が起きようとしているのか。

向田邦子賞に新人・岩井秀人さん

優れたテレビドラマの脚本家に贈られる第30回「向田邦子賞」(向田邦子賞委員会、東京ニュース通信社主催)が3日発表され、NHKBSプレミアムで2011年8月に放送された「生むと生まれる それからのこと」の岩井秀人さん(37)が受賞した。

2012年4月2日、第22回鮎川哲也賞決定

第22回鮎川哲也賞決定 青崎有吾「体育館の殺人」2012年4月2日、第22回鮎川哲也賞の最終選考会が、芦辺拓、北村薫、辻真先の3選考委員によりおこなわれ、受賞作1作を上記のとおり決定いたしました。上記の結果は『ミステリーズ!vol.53』(2012年6月刊行)誌上にも掲載されます。

岡山県立図書館が「雑誌スポンサー制度」

岡山県立図書館(岡山市北区)は、館内閲覧用の雑誌のカバーに企業や団体の広告を掲載し、広告料として雑誌の年間購読料を負担してもらう「雑誌スポンサー制度」をスタートさせた。

青少年向け電子書籍の売上額、前年比5倍に:米国

米国出版社協会の最新調査によると、子ども/ヤングアダルト向け書籍の売上額が急増しており、特に電子書籍は前年比475.1%だという。

小田原文学館・白秋童話館に「つぼ焼き芋」店-昭和初期の焼き方で

小田原文学館の「文学館カフェ」イベントや白秋童話館の「白秋まつり」の会場(共に小田原市南町)につぼ焼き芋「やきいも日和」が出店した。

日米のタブレット利用傾向にこんな違いが――電通総研調査

電通総研がタブレットの利用傾向と意識に関する日米比較調査を実施。特に米国ではタブレットによる電子書籍利用の定着率が高いことなどが分かった。

芥川賞作家・田中慎弥 受賞後第1作発売へ

『共喰い』で第146回芥川賞を受賞した田中慎弥氏の受賞後第1作『田中慎弥の掌劇場』が発売になる。

2012.4.3(火)

「やむを得ず御礼を申し上げます」 芥川龍之介の直筆書簡見つかる 宇都宮

国の重要文化財に指定されている岡本家住宅(宇都宮市下岡本町)から、小説家の芥川龍之介(1892~1927)の直筆書簡2通が見つかったことが3日、分かった。当主の岡本郁男さん(67)らが同日、発表した。

北九州文学協会:11年度文学賞、佃さんが小説部門大賞 /福岡

北九州地域の文学同人会で作る北九州文学協会(後藤みな子会長)の11年度文学賞表彰式がこのほど、小倉北区の市立文学館であった。小説部門の大賞は、ひき逃げ事故容疑者と取り調べの副検事との葛藤を描いた佃秀夫さん(74)=大阪府枚方市=の「くすんだ壁」が選ばれた。

雑誌「大阪人」が休刊、街の息吹を伝え87年

1925年(大正14年)創刊の老舗雑誌で、休刊が決まった「大阪人」の最終号が2日、発売された。

三省堂書店とBookLive、読書情報のSNSなどで連携

トッパングループの総合電子書籍書店「BookLive!」を運営するBookLiveは2012年4月2日、ブラウザー上に自分が購入した本の情報やレビューを公開できる"ソーシャル本棚"サイト「読むコレ」をオープンした。三省堂書店と連携して三省堂の店頭で購入した書籍も"本棚"内に表示。両社のポイントサービスも連携させる。

出版デジタル機構発足、動くか"電子書籍後発国"

出版業界が巨額の資金を手に出版物100万点の電子化作業に着手する。4月2日、新会社「出版デジタル機構」が発足した。産業革新機構が最大150億円を出資し、電子書籍の普及を後押しする。今年は米アマゾン・ドット・コムの電子書籍サービス「Kindle(キンドル)」がついに上陸するとも噂される。楽天も参入を準備している。今年こそ本当の「電子書籍元年」となるのか。

2012.4.2(月)

「書店が果たさねばならない役割がある」――ジュンク堂新宿店"最後の本気"

「本音を言えば、この本が売りたかった!!」――こんなタイトルのブックフェアが3月、「ジュンク堂書店 新宿店」(東京・新宿三丁目)で開かれた。書店員が本当にお気に入りの本を持ち寄り、POPに本への熱い思いをつづったフェアの様子は、「書店員の最後の本気」とネットで話題を集め、たくさんの客が訪れた。

「残念ながら否定的にならざるを得ない」――著作隣接権に日本漫画家協会が見解示す

電子書籍などの新しい出版市場が拡大していく中で、権利処理の複雑化や悪質な権利侵害に対抗するため、出版社側が付与を提案している著作隣接権について、日本漫画家協会が見解を示した。

太宰治賞 最終候補作品発表

第28回太宰治賞 最終候補作品(全4篇・カッコの中は応募者在住地です)

蛇笏賞に渋谷道さんの「澁谷道俳句集成」

第46回蛇笏賞(角川文化振興財団主催)は2日、渋谷道さんの句集「澁谷道俳句集成」(沖積舎)に決まった。賞金は100万円。贈呈式は6月15日、東京都千代田区の東京大神宮マツヤサロンで。

「絵師」の力作楽しむ 100人展in仙台が開幕

アニメやゲームなどの分野で秀逸なイラストを描き、江戸時代の浮世絵師になぞらえて「絵師」と呼ばれるイラストレーターの作品を一堂に集めた「絵師100人展in仙台」(仙台放送、産経新聞社主催)が1日、仙台市青葉区のTIC4階イベントホールで始まり、大勢の人でにぎわった。

藤村文学を楽しもう 「散歩の会」が発足

木曽地方出身の文豪島崎藤村の文学を楽しもうと、木曽郡内の愛好者らが31日、作品鑑賞をしたり、ゆかりの地を訪ねたりする「藤村文学散歩の会」を発足させた。木曽町を拠点に、ほぼ月1回の割合で会を開く。

2012.4.1(日)

読み解く谷崎潤一郎と村上春樹 芦屋文学検定 

芦屋ゆかりの作家谷崎潤一郎と村上春樹さんに関する知識を楽しみながら学ぶイベント「芦屋文学検定」(兵庫県芦屋市など主催)が31日、同市業平町のルナ・ホールで開かれた。「猫」と「月」のテーマから2人の文学作品を読み解く研究者らのトークに、猫好きの文学ファンら約260人が聞き入り、解答に臨んだ。

第5回B-PRINCE文庫新人大賞 募集スタート!

第4回B-PRINCE文庫新人大賞への多数のご応募、まことにありがとうございました。第4回B-PRINCE文庫新人大賞の結果発表は2012年8月以降を予定しております。しばらくお待ちください。

小説ニュース一覧

現在話題の小説ランキング
現在話題の作家ランキング
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
    現在話題の賞ランキング
    最新小説ニュース
    (外部リンク)
    ブログ(更新履歴等)