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2013年9月下旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年9月下旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2013.9.30(月)

作家の山崎豊子さんが死去

「大地の子」や「白い巨塔」など社会派の長編小説で知られる作家の山崎豊子さんが29日、心不全のため入院先の病院で亡くなりました。

【山崎豊子さん死去】瀬戸内寂聴さん「大きい小説書く人」

大きい小説を書く方でした。私などとてもかなわないようなスケールの、社会的な作品はよく映画やドラマにもなりましたし、そういう点では日本の文壇でも特別な存在の作家だったと思います。実際、特別な才能の持ち主でした。

【山崎豊子さん追悼】元NHKプロデューサー・棚橋昭夫氏「ドラマの楽しさ教えてくれた」

昭和41年に『暖簾』『花のれん』などを題材に、人気ドラマ「横堀川」を制作した元NHKプロデューサーで、宝塚大学の棚橋昭夫名誉教授の話「当時、山崎さんの作品で何かやりたいと企画したところ、せっかくならぜいたくやろうと、商家と寄席という別の作品を合体しようとなった。

「自炊代行」はダメ、浅田次郎さんらの請求認める~東京地裁

顧客の依頼を受けて紙の本を電子書籍化する「自炊代行」サービスが著作権法違反に当たるとして、作家の浅田次郎さんら7人が、東京都内の代行業者2社に事業の差し止めなどを求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。

【文芸月評】熟練の「凄み」まざまざ

新鋭の「すさみ」にざらつく

古本市、書評合戦…松江でイベント

<松江で来月「BOOK在月」>

現代詩花椿賞に藤原安紀子さん

第31回現代詩花椿賞(資生堂主催)は、藤原安紀子さん(38)の『ア ナザ ミミクリ』(書肆(しょし)山田)に決まった。

【きょうの人】村上達朗さん(60)文学賞作品の出版権を競争入札

「出版社の垣根を越えて、面白い小説を世に送り出したい」

【自作再訪】阿刀田高さん「ナポレオン狂」 自分の本性と合った簡潔な短編

■「作り物のおもしろさ」をひたすら追求してみようと

さだまさしの短編小説が映画化 緒形直人、南果歩、藤竜也ら実力派がそろい踏み

さだまさしの短編小説「サクラサク」の映画化が決定、2014年春に公開されることがわかった。映画「精霊流し」で監督を務めた田中光敏が再びさだ作品でメガホンをとり、主演の緒形直人をはじめ南果歩、藤竜也という実力派俳優陣が顔をそろえる。

今年も古事記出版大賞を選考

古事記編纂(へんさん)1300年を記念して奈良県が昨年創設した「古事記出版大賞」の選考が今年も行われ、来年1月に受賞作品が発表される。

【書評】『ニッチを探して』 島田雅彦著

評・中島隆信(経済学者・慶応大教授) 自分が納まるべき場所

2013.9.29(日)

上勝百貨店が「図書館」開設 文学など100冊、無料で持ち帰りOK

上勝町正木で食料品を量り売りしている上勝百貨店の店内に「上勝図書館」がお目見えした。

2013.9.28(土)

『天地明察』冲方丁のバイト時代

「自分の中の欲求に素直に。でも、口で『できる』だけじゃダメ」

与謝野晶子の足跡紹介 県立文学館、きょうから企画展

県立文学館は28日から、甲府・同館で近代日本を代表する歌人与謝野晶子(1878~1942年)の多彩な活動と足跡を紹介する秋の企画展「与謝野晶子展 われも黄金の釘一つ打つ」を開く。27日には開会式とレセプションを開いた。

松本清張:北九州・小倉の旧居解体 「清張文学の原点」消えた

北九州市出身の作家、松本清張(1909〜92年)がデビュー当時住んでいた木造平屋の旧居(同市小倉北区黒住町)が解体され、住宅建設が進んでいる。清張ファンからは「清張文学の原点であり残念」と惜しむ声も出ている。

【関西の議論】図書館激震、飲食・お喋りOK、職員はピンク…名門・武庫女の仰天「次世代ライブラリー」

少子化が進むなか、生き残りをかける全国の大学が力を入れているのが魅力ある環境づくりだ。

2013.9.27(金)

小野十三郎賞に与那覇幹夫氏

第15回小野十三郎賞(大阪文学協会主催)は27日、那覇市の与那覇幹夫氏(73)の詩集「ワイド―沖縄」(あすら舎)に決まった。

「宮澤賢治語彙辞典」改訂版

宮沢賢治(1896~1933年)の没後80年を21日に迎えた。

独立系書店がカムバック中―町の本屋を殺したのはそもそもAmazonではない

一見不思議なことが起きている。独立系の書店がカムバックしつつある。その理由が興味深い。電子書籍の台頭が書店に打撃を与えたという話は毎日うんざりするほど見聞きする。しかしここでは別の要素が働いているようなのだ。

苫米地英人 : "脱洗脳"の認知科学者がラノベ作家デビュー

元お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さんの"脱洗脳"を任されたとされる認知科学者の苫米地英人さんがライトノベル作家としてデビューすることが分かった。

ゲーム史上もっとも有名な「あの探検家」が、小説になる? ─ 桜ノ杜ぶんこが謎のティザーサイトを公開

一二三書房のノベルレーベル「桜ノ杜ぶんこ」が、謎のティザーサイトを公開しました。

新時代の著作権は報酬請求権に――ベルヌ条約をひっくり返すという遺志

9月25日に行われた、「青空文庫」の呼びかけ人・富田倫生氏の追悼シンポジウム「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」の後編(※1)は、以下の方々によるパネルディスカッションが行われた(敬称略)。

日本の大学では初となる8大学による電子書籍の総合的な実証実験の開始(10/1~)

慶應義塾大学は、2013年10月1日より、大学図書館電子学術書共同利用実験に参加している8大学(慶應義塾大学(幹事校)、大阪大学、神戸大学、東京大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学、立命館大学)合同で、大学図書館における電子書籍の活用に関する総合的な実証実験を行います。

福井晴敏氏 経済小説に挑む

小説「亡国のイージス」など数々の防衛問題をテーマにした作品を世に送り出してきた作家、福井晴敏氏が自身初めてとなる経済小説を書きました。

2013.9.26(木)

クリップ:受賞 第37回すばる文学賞

奥田亜希子さんの「アナザープラネット」と金城孝祐さんの「完全な銀」に決定。奥田さんは1983年生まれ。愛知県出身。千葉県在住。主婦。金城さんは85年生まれ。神奈川県出身。東京都在住。会社員。

「upppiBL小説コンテスト」ストーリー賞受賞作品イラスト決定

パピレスが公募していた「upppiBL小説コンテスト」ストーリー賞受賞作品の表紙イラストが決定した。

富田倫生氏が抱いた「藍より青い」青空文庫の夢

「青空文庫」の呼びかけ人・富田倫生氏の追悼イベントとして、9月25日に東京會舘にて「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」と題した記念シンポジウムが行われた。

政府がコミュ症改善に乗り出す!? その対策の中身と効果は?

人とうまくコミュニケーションが取れない。そんなコミュ障の人が増加しているようだが、その改善に政府が乗り出したらどうなるのだろう?

涼宮ハルヒ10周年でアンチ・ハルヒ小説も登場!? ポスト・ハルヒ時代のラノベとは?

『俺の教室にハルヒはいない』(新井 輝:著、こじこじ:イラスト/角川書店)というラノベが発売された。

2013.9.25(水)

綿矢りささん新作「大地のゲーム」 災禍経て「生」とらえ直す

現代人の微妙な距離感や形容しづらい感情を巧みにつづる綿矢りささん(29)。新作『大地のゲーム』(新潮社)では一転して、巨大地震に見舞われた近未来を生き抜く大学生を描いた。「何かが根底から覆される不穏さを書く」と筆をとった物語は、震災後の人々の心と共振する。

小学館児童出版文化賞決まる

第62回小学館児童出版文化賞は、伊藤遊さんの「狛犬の佐助 迷子の巻」(ポプラ社)と鈴木のりたけさんの「しごとば 東京スカイツリー」(ブロンズ新社)に決まった。

釧路市観光大使に桜木紫乃さん任命

短編集「ホテルローヤル」で第149回直木賞を受賞した作家桜木紫乃さん(北海道江別市在住)が、出身地・釧路市の観光大使に選ばれた。既に決まっていた市長特別表彰と合わせ、22日夜、同市内で記念式典が行われた。

ソニーは「電子書籍3位」から巻き返せるか

結局のところ、強みはハード

2013.9.24(火)

井上靖の詩集復刊

詩が作品の半分を占め「詩人の顔」も持っていた静岡県伊豆市出身の作家、井上靖(1907~91年)。

[タイタニア]田中芳樹の人気小説 22年ぶり新刊発売

「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」などで知られる作家・田中芳樹さんの代表作の一つで、NHKでテレビアニメ化もされた小説「タイタニア」の新刊4巻「烈風篇」が25日、約22年ぶりに発売される。価格は924円。1991年5月30日に発売された3巻「施風篇」以来となる。

「本屋さん」開設も可能に! ソニーReader Storeリニューアル

ソニーの電子書籍ストア「Reader Store(リーダーストア)」が2013年9月24日(火)に全面リニューアルされた。

【書評】無垢の領域 [著]桜木紫乃

受賞作『ホテルローヤル』が大ヒットした直木賞作家の受賞第1作。抑えきれない「嫉妬」を描いた長編小説。

Ameba、スマホ向け電子書籍サービス開始

サイバーエージェントが運営するネットサービス「Ameba」はこのほど、スマホ向け電子書籍サービス「読書のお時間です」を開始した。

2013.9.23(月)

【エンタメ小説月評】時代に翻弄される愛

猛暑に見舞われた今年の夏は、雨や雷にもよく遭った。「ゲリラ豪雨」なんて物騒な言葉も、しばしば会話に上る。体にまとわりつく蒸し暑さと、礫(つぶて)のような雨。日本にいながら、熱帯のスコールを体感した気分になった。

【話の肖像画】作家・島田雅彦(52)(1)作品を磨き上げていく「職人魂」

〈大学在学中にデビューを飾った"文壇のプリンス"も今年、作家生活30年の節目を迎えた。文学、そして作家という存在の現在形を語る言葉は、作風同様、批評性とユーモアに富み、深く考えさせるものがある〉

文学館で辻邦生の資料紹介 山梨

作家でありフランス文学者の辻邦生(1925~99年)の誕生日に合わせた著作や関連図書、雑誌の計20点を紹介する催しが県立文学館(甲府市貢川)閲覧室で開かれている。

【書評】『自分を好きになる方法』 本谷有希子著

評・管啓次郎(詩人・比較文学者・明治大教授)

【書評】『afterward』 松浦寿輝著

評・石田千(作家・エッセイスト)

2013.9.22(日)

岩波書店が東京で創業100年記念のシンポ

岩波書店は創業100年記念のシンポジウム「知の現在と未来」を11月22、23の両日、東京・神田駿河台の明治大学で開く。

2013.9.21(土)

視聴率40%超「半沢直樹」を生んだ池井戸潤氏「銀行時代の"不正義体験"」

「倍返しだ!!」のセリフが、すっかりお茶の間に浸透したテレビドラマ「半沢直樹」(毎日放送系日曜午後9時)がいよいよ22日、最終回を迎える。

成田優介がリタ・ジェイ名義でラノベ第2弾を来週発売

ピン芸人の成田優介が、リタ・ジェイ名義で来週9月25日にライトノベル「絶対調和☆御裏崎ちゃんっ! 解放の五行少女~水の行~」(MF文庫J)を発売する。

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