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2014年5月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2014年5月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2014.5.20(火)

文学の可能性、ひらく 三島賞・山本賞選評

ネットでつながる世界をどう捉えるか、もっと読者に読まれるための書き方とは? 

有吉佐和子さん半世紀前の恋愛小説発掘

「恍惚の人」や「華岡青洲の妻」など数々のベストセラーで知られる作家の有吉佐和子さん(享年53)が、半世紀前に雑誌に連載したものの、本になっていなかった小説があることが分かり、有吉さんが亡くなって30年になることし、初めて出版されることになりました。

人生相談ライトノベル『人生』アニメ版、キャラクターデザイン解禁!

学校新聞の人生相談コーナーを舞台に、理系・文系・体育会系の美少女3人による人生相談を描いた、珍回答だらけの爆笑ライトノベル『人生』が、『人生相談テレビアニメーション「人生」』というタイトルで、7月よりTOKYO MX/読売テレビほかにてTV放送が決定。今回、待望のキャラクターデザインが遂に解禁となった。

2014.5.19(月)

『源氏物語』を角田光代が、『たけくらべ』を川上未映子が新訳する! 「池澤夏樹 個人編集 日本文学全集」収録作品発表

河出書房新社から創業130周年記念企画として「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)の刊行が決定し、そのラインナップが発表された。

執筆一本10年、親と弟に感謝 江戸川乱歩賞に下村敦史さん 

第60回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)に、下村敦史さん(32)の「無縁の常闇に嘘は香る」が選ばれた。過去に4度、最終選考にまで残り、9回連続の挑戦でついに射止めた乱歩賞。

現代俳句協会顧問の小宅力氏が死去

小宅容義氏(おやけ・やすよし、本名・力=つとむ=現代俳句協会顧問)17日、多臓器不全のため死去、87歳。

2014.5.18(日)

【手帖】「変わった作品に、自分も驚き」 群像新人文学賞の横山さん

第57回群像新人文学賞(講談社主催)の授賞式が12日、東京都内で行われ、受賞の3氏が喜びを語った。

2014.5.17(土)

可愛すぎる片言に中毒者続出!『棺姫のチャイカ』の"チャイカわいい"セリフ集

現在オンエア中のTVアニメ『棺姫のチャイカ』。太眉に白髪、そして片言というメインヒロイン「チャイカ・トラバント(CV:安済知佳)」が"チャイカわいい"と話題になっている。

松浦さんら第5回鮎川信夫賞贈呈式

形容詞削る詩作の難しさ

死期迫った夢二、直筆の句 記念館で発見、乱れた文字

美人画で知られ、大正ロマンを代表する画家で詩人の竹久夢二(1884~1934年)が亡くなる3カ月余り前、死を案じて詠んだ俳句の直筆が、群馬県渋川市の竹久夢二伊香保記念館で見つかった。

2014.5.16(金)

「電子書籍大賞」からリニューアル! 「スマホ小説大賞」応募締切り迫る

「スマホ小説大賞」とは、小説・コミックの投稿サイト「E★エブリスタ」が運営するもので、今年「電子書籍大賞」からリニューアルされた日本最大級の公募文学賞だ。

千葉)「めるへん文庫」が資金難 我孫子の児童文学賞

子どもたちに創作活動に親しんでもらおうと、我孫子市が全国の小中高生から募集している児童文学賞「めるへん文庫」の運営基金がほぼ底をつき、危機に立たされている。

最後の伊藤整文学賞、「評論 積極的に押し出した」

第25回の今回で最後となる伊藤整文学賞が8日、評論部門は黒川創さん(52)の『国境〔完全版〕』(河出書房新社)、小説部門は佐伯一麦(かずみ)さん(54)『渡良瀬』(岩波書店)に決まった。着実に執筆を続ける2人で締めくくる形となった。

和田竜さんインタビュー「村上海賊の娘」

戦国時代、瀬戸内海で最も恐れられた存在"村上海賊"。その娘・景(きょう)は海賊働きに明け暮れる、荒くれ者の醜女(しこめ)だった――。

小説「村上海賊」が100万部を突破 新潮社発表

作家和田竜さんの小説「村上海賊の娘」の上下巻合わせた発行部数が16日、計100万部に達した。版元の新潮社が発表した。

本谷有希子さん三島賞「つばまぶして書きたい」

新鋭の作家に贈られる文学賞「三島由紀夫賞」を、本谷有希子さん(34)が5回目の候補作「自分を好きになる方法」(講談社)で受賞した。

海外の電子書籍市場で日本の小説を売るということ――プロデューサー清涼院流水に聞く

作家自ら作品を英訳し、電子書籍として海外の市場で販売するという、清涼院流水氏が立ち上げたプロジェクト「The BBB」。その取り組みと展望について聞いた。

鎌倉文学館で「愛とブンガク」展-漱石などの「愛」を現代女性作家の視点で

鎌倉文学館(鎌倉市長谷1)で現在、特別展「愛とブンガク」が開かれている。

2014.5.15(木)

三島由紀夫賞と山本周五郎賞決まる

第27回三島由紀夫賞と山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が15日、東京都内で開かれ、三島賞は本谷有希子さん(34)の「自分を好きになる方法」(講談社)、山本賞は米澤穂信さん(35)の「満願」(新潮社)に決まった。

「ライトなラノベコンテスト」最優秀賞の倉下忠憲さんにインタビューしてみた

ライブドアブログとimpress QuickBooksによる「ライトなラノベコンテスト」で最優秀賞を受賞した倉下忠憲さんに、受賞の喜びや、創作で大変だった点などについて、ハングアウトで話を伺ってみました。

【第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞】大賞受賞作『初恋は坂道の先へ』発売!

第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞の〈大賞〉を受賞した『初恋は坂道の先へ』が、5月16日に発売となりました。

作家になったエンジニア《前編》 …藤井太洋×宮内悠介×大森望 | Matogrosso

元3DCGソフトの開発者と元プログラマー、ともにエンジニアマインド溢れるおふたりが、

棺姫のチャイカ : はやくも10月にアニメ第2期

榊一郎さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」の第2期が10月にスタートすることが15日、分かった。

千葉)漱石と子規の文学碑建立 鋸南の寺 24日除幕式

文豪・夏目漱石(1867~1916)と近代俳句の祖・正岡子規(同~1902)のレリーフを入れた文学碑が鋸南町の曹洞宗日本寺に建立された。

「千歳鉱山」の記憶小説に 芥川賞作家・奥泉さん 跡地訪れ取材

【千歳】芥川賞選考委員の作家、奥泉光さん(58)=東京在住=が、市内美笛の金鉱山「千歳鉱山」を題材にした小説の構想を練っている。往時は5千人が暮らしたとされる黄金郷の盛衰に引かれ、12日には現地を訪れて元従業員の取材などを行った。

葛藤を真正面から描く! 池井戸潤ワールドが日本中の心をつかむ理由

いまやテレビ業界にとってなくてはならない存在となった小説家・池井戸潤。『オレたちバブル入行組』などバブル組シリーズを原作にした『半沢直樹』が驚異的な大ヒットを果たし、原作本はシリーズ累計100万部を突破した。

もはやためらっている場合じゃない!? ロマンス小説最前線はエロスと快楽のジェットコースター級!

ドラマチックかつロマンチックな恋愛模様が世の多くの女性たちを魅了し、独自のジャンルを築いてきたロマンス小説。

冲方さん小説「光圀伝」大河ドラマ化を 要望署名、35万人突破

第2代水戸藩主・徳川光圀(みつくに)(1628~1701年)の生涯を描いた冲方丁(うぶかたとう)さんの小説「光圀伝」のNHK大河ドラマ化を求める推進協議会(会長・和田祐之介水戸商工会議所会頭)の総会が14日、水戸市であった。

2014.5.14(水)

太宰治賞に井鯉こまさん 

第30回太宰治賞(筑摩書房、東京都三鷹市共催)は、井鯉こまさんの「コンとアンジ」に決まった。

第60回「江戸川乱歩賞」、下村敦史氏の「無縁の常闇に嘘は香る」

5月12日、同賞を主催する日本推理作家協会が発表した。講談社、フジテレビジョンの後援。応募総数は349編で、最終候補5作から選んだ。

ドワンゴとKADOKAWA、経営統合を発表 新会社「KADOKAWA・DWANGO」10月設立

ドワンゴとKADOKAWAが経営統合を正式発表した。ドワンゴのプラットフォームとKADOKAWAのコンテンツを融合、「"世界に類のないコンテンツプラットフォーム"確立を目指す」という。

ラノベ作家を目指そう! ライトノベルの登竜門である新人賞を比較してみた

毎週のように新刊が書店に並ぶライトノベル。コミックやアニメに、ラノベ関連のメディアミックスが溢れる時代になりました。

伊集院静さん、「愚者」の友情と生きる矜持

これは、友情の物語だ。伊集院静さん(64)の長編小説『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』(集英社)。社会の枠に収まらない男たちとの交わりの中で、人が生きる矜持(きょうじ)を描いた。

小松左京さんへオマージュ 想像力でひらく「震災後」 瀬名秀明さん 連作集「新生」 

仙台市在住の作家、瀬名秀明さん(46)が3つの中・短編からなる連作集『新生』(河出書房新社)を出した。敬愛するSFの巨人・小松左京さんへのオマージュを随所にちりばめながら、奔放な想像力で東日本大震災後の未来を果敢に描く。

遠藤周作に宛てた書簡見つかる=詩人・小説家原民喜の遺書―長崎

広島での被爆体験に基づいた小説「夏の花」などを残した小説家で詩人の原民喜(1905~51年)が、作家遠藤周作(1923~96年)に宛てた遺書が見つかったと14日、長崎市遠藤周作文学館(同市東出津町)が発表した。

2014.5.13(火)

第14回本格ミステリ大賞、小説部門に森川智喜『スノーホワイト』

本格ミステリ作家クラブは5月12日、第14回本格ミステリ大賞の受賞作品を発表した。

「2014大学読書人大賞」、『マリアビートル』(角川文庫)に

5月11日、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で同賞の公開討論会が開かれ、大賞に伊坂幸太郎『マリアビートル』が選ばれた。同賞実行委員会、出版文化産業振興財団(JPIC)の主催。

【今週はこれを読め! SF編】神なき告解、脳神経の罪----重層の語りでアクチャルなテーマへ迫る

児童ポルノは罪だ。実際の対象を求めるのはもちろん、頭の中で考えるだけでもおぞましい。

2014.5.12(月)

東京都、不健全図書新基準初指定へ 近親者間性行為「不当に賛美」基準 審議会が全会一致

東京都は12日、刑罰に触れたり、近親者間の性行為を描き、青少年の健全な成長を阻害する恐れのある漫画などの販売や陳列を規制する改正青少年健全育成条例の新基準に基づく不健全図書の指定について、都の審議会に諮問した。

【追悼】渡辺淳一さん 死は無、誰よりも知る医師作家 文芸評論家・水口義朗

渡辺淳一さんが亡くなった。ミリオンセラーを連打した流行作家は、好きだった桜の花が散るごとく自然死のように家族のみに看取(みと)られて永眠した。

文芸誌「新潮」が創刊110周年

文芸誌『新潮』(新潮社)が今月上旬に発売された6月号で創刊110周年を迎えた。

『小説 言の葉の庭』新海誠さんコメント付挿画パネル展 会期延長決定!

『小説 言の葉の庭』発売を記念して4月8日より3店舗にて開催しております、新海誠さんコメント付き挿画パネル展の会期延長が決定いたしました!

『鐘の渡り』 古井由吉著 評・前田英樹(批評家・立教大教授)

昨年、一昨年と『新潮』誌に書き継がれた短篇(たんぺん)小説8作を発表順にまとめて1冊にしている。

ずしりと重い大作フェア

軽薄短小は本の世界にも及んでいるが、時勢に逆らう編集者の気骨がうれしい「本文二段組み500p超厚さ50ミリ本フェア」が、MARUZEN&ジュンク堂渋谷店、ジュンク堂福岡店などで始まった。計18店舗で展開する。

最新作『女のいない男たち』は村上春樹の原点ともいえる短編集

村上春樹の最新作『女のいない男たち』が、4月18日に発売された。発売日時点で発行部数は30万部に達し、村上作品発売時に恒例と化している深夜のカウントダウン・イベントを催した書店もあった。

2014.5.11(日)

【新・仕事の周辺】幸福な作家人生 大沢在昌

一昨年、プロの小説家をめざす人たちに向けた技術指導書を私はだした。

アマゾン向け出荷停止 中小出版3社「再販契約違反」

インターネット通販大手のアマゾンが書籍価格の10%をポイント還元する学生向けのサービスは事実上の値引きに当たり、定価販売を約束した「再販契約」に違反するとして、中小出版社3社が10日までに、アマゾンへの出荷を停止したと明らかにした。

室蘭・小学生が文学巡り、室蘭ゆかりの文学碑訪ねる

室蘭市立図書館は10日、「こども文学館~港の文学館と室蘭の文学碑」を実施し、市内の小学3~6年生6人が海岸町の港の文学館や文学碑を訪ね、室蘭ゆかりの作家について学んだ。

栗木京子さん、被災に寄り添う誠実さ

読売歌壇選者の栗木京子さん(59)=写真=が、第8歌集『水仙の章』(砂子屋書房)で、第25回斎藤茂吉短歌文学賞に決まった。

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