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2014年6月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2014年6月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2014.6.10(火)

出版界、縮小の一途 昨年売り上げ1.7兆円、17年間で35%減

昨年の書籍と雑誌の総売上額が、前年比3・4%減の1兆7711億円だったことが9日、出版ニュース社の調べで分かった。

【今週はこれを読め! SF編】懐かしいSFのたたずまい、その奥にある理不尽な状況との対峙

5篇集録の短篇集。なじみやすいアイデアや設定から展開される、懐かしい匂いがするSFばかりだ。「現代SFってサイバーなんとかとかポストなんとかとか、どうもヤヤコシくてかなわん」というむきにも、本書は安心してお薦めできる。サイバーでもポストでもなく『サムライ・ポテト』ね。

日本で流行の兆し? 数分で本の要約が読める3サービスを使ってみた

本を買っても読まずに積んだままにしてしまう「積ん読」なんていう言葉があるけれど、海外にもそうした人々はいるようで、ビジネス書を要約するサービス「getAbstract」が人気だ。

漱石の未発表俳句見つかる=同僚に宛てた手紙と―和歌山

明治の文豪・夏目漱石の未発表の俳句が記された手紙が和歌山市内で見つかったことが10日、分かった。国文学研究資料館(東京都立川市)の野網摩利子助教が本人の筆跡と確認したという。

文化 : 「信州文学賞」に2作品 諏訪の青木さん、下諏訪の北原さん

県内の文芸同人誌でつくる信州文芸誌協会(山崎文男会長)は8日、「第23回信州文学賞」の授賞式を、岡谷市の割烹寿々喜亭で開いた。

<石牟礼道子さん>代用教員時代、恩師宛ての手紙11通発見

水俣病を描いた著書「苦海浄土」などで知られる作家、石牟礼道子さん(87)=熊本市=が10代の代用教員時代に恩師の徳永康起(やすき)(1912~79年)へ宛てた手紙11通を、徳永の遺族が保管していたことが分かった。

2014.6.9(月)

【記者ノート】児童文学と旅、2人への期待

3月に発表された「2014年国際アンデルセン賞」で、作家賞を受賞した上橋菜穂子さん(51)とともに、画家賞に選ばれたブラジルのホジェル・メロさん(48)が来日し、2人そろっての記者会見が5月20日、東京都港区のブラジル大使館で行われた。

児童文学作家 古田足日さん死去

「おしいれのぼうけん」や「ロボット・カミイ」などの作品で知られる児童文学作家で評論家の古田足日さんが8日、心不全のため東京都内の自宅で亡くなりました。

『太陽の棘』 原田マハ著 評・安藤桃子(映画監督)

まるで一本の映画を観(み)た後のように、読後も映像が目の前をちらつく。窓の外は雨だというのに、力強い日差しが肌を突き刺しているような錯覚に陥った。

歴史に名を残す文学者が愛し、落語家たちが通う老舗そば店

6月5日放送の「なないろ日和!」(テレビ東京系、毎週月~木曜午前9時28分)で、落語家の林家彦いちさんとリポーターの佐々麻梨江さんが、彦いちさんおすすめのそば店「蓮玉庵」(東京都台東区)を訪れた。

2014.6.8(日)

新城氏、「宮古島文学」に賞詞授与/第18回平良好児賞

第18回平良好児賞授賞式と祝賀会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古ペンクラブ)が7日、市内のホテルで催された。

【記者ノート】枯れぬ情熱が生んだ怪作

怪作、と言い切ってしまっていいだろう。

2014.6.7(土)

漱石の「こころ」、売り上げ倍増 村上春樹と共通点?

明治の文豪・夏目漱石が、ちょっとしたブームになっている。代表作「こころ」が本紙朝刊で100年ぶりに連載されたのを機に、文庫の売り上げが倍増。古典再読の機運に加え、作品に「萌(も)え」る人もいる。名作は世紀を超え、読者を広げている。

<アニメ質問状>「ブラック・ブレット」 女の子を可愛く アクションを格好良く

話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。神崎紫電さんの人気ライトノベルが原作の「ブラック・ブレット」です。博史池畠副監督に作品の魅力を語ってもらいました。

2014.6.6(金)

お別れの会は7月28日 故渡辺淳一さん

4月30日に死去した作家の渡辺淳一さんの「お別れの会」事務局は5日、お別れの会を7月28日午後3時から東京都千代田区内幸町1の1の1、帝国ホテルで開くと発表した。

【文芸月評】日中語、混交文体の妙

財務省の統計によると、日本の貿易相手国は2007年に中国が米国を逆転して首位となり、すっかり定着した。

中上健次の名作小説を初めて舞台化

故・中上健次が1986年に発表した小説『十九歳のジェイコブ』が、新国立劇場にて、初めて舞台化される。

昔話の魅力知って 湯河原でドイツ文学者の小澤さん講演

昔話が持つ法則や、そこに込められた思いについて語る講演会「昔話って何?」が5日、湯河原町土肥の町立図書館で開かれた。ドイツ文学者で筑波大学名誉教授の小澤俊夫さんが講師を務め、その特徴や子どもと本の接し方などについて語った。

短編小説『記憶』角田光代 ヴァロットン作『ボール』より

6月14日(土)から、東京・丸の内にある三菱一号美術館にて「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」展が開催される。

2014.6.5(木)

衣食住の専門家が選ぶ、小説大賞が決定——暮らしをテーマに初の文学賞

産業編集センターは3日、2013年春に創立した文学賞「暮らしの小説大賞」の第1回大賞受賞式を東京都内で開催した。

詩人の江口季好氏死去

江口季好氏(えぐち・すえよし=詩人)4日、腎がんのため死去、88歳。

2014.6.4(水)

作家の書き下ろし、フリーペーパー配布

作家の特別書き下ろし掌編を収めたフリーペーパーを配布する楽しい書店フェアを、河出書房新社が始めた。

児童ポルノ改正法成立へ 所持に罰則、漫画などは対象外

罰則がなかった単純所持を違法とすることを柱とした児童ポルノ禁止法改正の修正案が自民、民主、維新、公明、結いの5党でまとまり、今国会で成立する見通しとなった。

文芸評論家の佐古純一郎氏死去

佐古純一郎氏(さこ・じゅんいちろう=文芸評論家、二松学舎大名誉教授)5月6日、老衰のため死去、95歳。

暁月あきら・ミウラタダヒロがイラスト描いた小説、2冊同発

「めだかボックス」で知られる暁月あきらと、「恋染紅葉」のミウラタダヒロがそれぞれイラストを執筆した2冊の小説が、本日6月4日にJUMP j BOOKSより発売された。

1位の書店でサイン会開催! 新海誠『小説 言の葉の庭』書店ディスプレイコンテスト

自身最大のヒットとなった劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海監督みずから執筆した『小説 言の葉の庭』。

2014.6.3(火)

未開拓分野、挑戦したい…恒川光太郎さん

「ミステリーは驚きやひねりがあるものだと思う。(その意味で)今回の作品は、自分の中でもミステリー色の強い作品になった」

詩人の故金本太中氏が室蘭文学に功績、平林記念賞決定

室蘭地方の文学や地方史研究などで顕著な業績を収めた個人、団体に贈られる第27回平林記念賞の選考会が開かれ、建機レンタル大手のカナモト名誉会長で詩人の金本太中氏(故人)と、団体は室蘭地方自分史の会(駒木佐助会長)が選ばれた。表彰式は6月20日、市港の文学館で行う。

【今週はこれを読め! SF編】動物たちのの物語、心の神話、声の寓話

キジ・ジョンスンは米国SFの注目株。1960年生まれ、88年デビューだから若手とは呼べないが、脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってからで、とくに2009年以降は毎年のようにメジャーなSF賞を射止めている。その彼女の日本で初めての単行本が、この『霧に橋を架ける』だ。オリジナル編集で11篇が収録されている。

2014.6.2(月)

【訃報】詩人の那珂太郎氏が死去 萩原朔太郎研究で知られる 芸術院会員

那珂太郎氏(なか・たろう、本名・福田正次郎=ふくだ・しょうじろう=詩人、日本芸術院会員)1日、肺炎のため死去、92歳。葬儀は親族で行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は妻、治子(はるこ)さん。

混沌とする医療現場の善と悪 第3回日本医療小説大賞に久坂部羊さん「悪医」

「デビューして11年になるが、賞と名の付くものをいただいたのは今回が初めて」。

2014.6.1(日)

ことし上半期のベストセラー 1位は

この半年間の書籍のベストセラーが1日、発表され、4月に本屋大賞を受賞した「村上海賊の娘」などが上位にランクインしました。

アンデルセン賞…児童文学と旅、2人への期待

3月に発表された「2014年国際アンデルセン賞」で、作家賞を受賞した上橋菜穂子さん(51)とともに、画家賞に選ばれたブラジルのホジェル・メロさん(48)が来日し、2人そろっての記者会見が5月20日、東京都港区のブラジル大使館で行われた。

児童文芸新人賞決まる

日本児童文芸家協会が、昨年1年間に出版された本から選ぶ「第43回児童文芸新人賞」は、嘉成晴香(かなりはるか)さん著『星空点呼 折りたたみ傘を探して』(柴田純与(しばたすみよ)・絵、朝日学生新聞社、1000円)=写真=に決まった。

「土曜文学の会」が15周年 漱石の「女性への手紙」焦点に開講

長野日報社(諏訪市高島3)が主催する「土曜文学の会」が今年度で15周年の節目を迎えた。

【書評】『新生』瀬名秀明著

知能だけでなく魂をも備える「人工実存(AE)」など、SF界の巨人、小松左京の未完の長編『虚無回廊』へのオマージュといえる連作集。

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