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2016年3月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2016年3月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2016.3.10(木)

詩歌文学館賞に鈴木東海子さんら

第31回詩歌文学館賞(日本現代詩歌文学館振興会など主催)が10日発表され、詩部門は鈴木東海子さん(70)の「桜まいり」(書肆山田)、短歌部門は尾崎左永子さん(88)の「薔薇(ばら)断章」(短歌研究社)、俳句部門は茨木和生さん(77)の「真鳥(まとり)」(KADOKAWA)に決まった。

「今後もズッコケシリーズが色褪せる事はありません」児童文学の金字塔『ズッコケ3人組』シリーズ完結に読者・作り手の抱く想いとは

小柄で短気な八谷良平(ハチベエ)、メガネでやせ型・学者タイプの山中正太郎(ハカセ)、体が大きくてのんびり屋の奥田三吉(モーちゃん)の3人が織り成す、那須正幹の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。

通夜に集まった人々を通して問いかける生きることの意味! 巧緻な語り口が独自の世界を構築する芥川賞受賞作

滝口悠生氏は『愛と人生』(講談社)で第37回野間文芸新人賞を受賞、『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮社)では第153回芥川賞にノミネートされ、そして、『死んでいない者』(文藝春秋)でついに154回芥川賞を受賞した新進気鋭の作家である。

2016.3.9(水)

夏目漱石デジタル文学館:貴重資料を無料公開 神奈川近代文学館

神奈川近代文学館(横浜市中区)は、今年没後100年の文豪・夏目漱石(1867〜1916)の資料550点を2200枚の画像で無料公開する「夏目漱石デジタル文学館」(http://www.kanabun.or.jp/souseki/)を本格オープンした。

【今週はこれを読め! エンタメ編】"動物名"作家大集合のアンソロジー『どうぶつたちの贈り物』

よほどの厳粛さを求められる場面でない限り、個人的には"隙あらばボケる"という姿勢を好ましく思う。

ラノベ質問状:「エロマンガ先生」 ごく自然についたタイトルだが議論も……

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「エロマンガ先生 妹と開かずの間」(伏見つかささん作、かんざきひろさんイラスト)です。KADOKAWAの電撃文庫編集部の三木一馬さんに作品の魅力を聞きました。

異なるタイプの5人のイケメンに胸キュン! イケメン読者モデルたちによる連載企画「恋愛相談部」が小説化

恋する女の子を応援するウェブマガジン『魔法のiらんどMAGAZINE』内の人気読者モデルユニットによる連載企画「恋愛相談部」を小説化した、『放課後恋愛相談部! つべこべ言わずに相談しろよ。』が2016年3月25日(金)に発売される。

2016.3.8(火)

【今週はこれを読め! SF編】閉じこめられた娘、自由にうごけないわたし

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1987年に亡くなっており、翌88年に刊行された本書が最後の短篇集となる。

2016.3.7(月)

<織田作之助賞>堂垣園江さん、三浦しをんさんら表彰

第32回織田作之助賞(大阪市・大阪文学振興会・関西大学・パソナグループ・毎日新聞社主催、一心寺・ルーブル書店協賛、三田文学会特別協力)の贈呈式が7日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。

2016.3.6(日)

<故三浦綾子さん>作品舞台巡る…北海道町おこしにひと役

北海道旭川市出身の小説家、故三浦綾子さんの記念文学館を運営する三浦綾子記念文化財団(旭川市)は、代表作「塩狩峠」「泥流地帯」「氷点」の舞台となった和寒、上富良野、旭川の各市町と協力して「三浦文学でまちおこし」事業を始めることになった。

エンタメの未来が危ない! 作家・有川浩が決意の緊急提言「新刊本を買う意味」

『図書館戦争』や『三匹のおっさん』シリーズをはじめ、『阪急電車』『空飛ぶ広報室』『旅猫リポート』など数々のベストセラー小説を発表している有川浩さんは、作家として第一線で活躍するだけでなく、出版業界にかかわる一人として、出版の未来を真剣に考え続けています。町の書店さんが次々に姿を消し、出版不況が叫ばれて久しい時代に「本を買う」意味とは?

2016.3.5(土)

志賀直哉:手紙など1万超、遺族が近代文学館に寄贈 父との不和、赤裸々に

日本近代文学館(東京都)は4日、作家・志賀直哉(1883〜1971年)の遺族から原稿や草稿、書簡や写真など1万1886点の寄贈を受けたと発表した。

綾野剛と妻夫木聡がゲイカップルに! 人気小説『怒り』が映画化! 日本の3地点の出来事が"凄惨な事件"で繋がる…!

今年の9月、映画公開が決まった吉田修一の『怒り』(中央公論新社)。「週刊文春ミステリーベスト10」(2014年)ランクインや、「本屋大賞」(2015年)ノミネートなど話題となった人気作品の映画化というのもさることながら、とにかくその出演者に注目が集まっている。

西加奈子、直木賞受賞後第一作『まく子』は「かつて子どもだった大人のほうが楽しめる、びっくりできる小説」

エンターテインメント小説の最高賞といえる直木賞を『サラバ!』で受賞してから1年と少し。

池井戸潤が描く企業の不祥事隠蔽 ―働く意味を見失った普通の人々

歯車のひとつに過ぎない従業員の間違った行動で、企業は途端にうまく回らなくなる。

2016.3.4(金)

よろず請負人が稼いだ金で菓子作り! 破天荒な時代小説『忍びのかすていら』【「日本ファンタジーノベル大賞」優秀賞受賞作家最新作】

「日本ファンタジーノベル大賞」優秀賞受賞作家・三國青葉。2016年3月4日(金)、三國の新作小説『忍びのかすていら』が刊行される。

【今週はこれを読め! ミステリー編】知の好奇心に満ちたミステリー『プラハの墓地』

2016年2月19日、ウンベルト・エーコが亡くなった。享年84である。

三島由紀夫文学館:24歳のはがき初公開 21日まで企画展 初の長編「盗賊」の不満、顕著に /富山

作家、三島由紀夫(1925〜70年)の個人文学館「隠し文学館 花ざかりの森」=富山市向新庄町、杉田欣次館長(68)=で、今年度の企画展「三島、決断の時−『盗賊』から『仮面の告白』へ」が開かれている。

2016.3.3(木)

吉川英治文学賞、赤川次郎さんの「東京零年」に

第50回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は3日、赤川次郎さん(68)の「東京零(ぜろ)年」(集英社)に決まった。

2016.3.2(水)

文豪ストレイドッグスと角川文庫がコラボ! 名作6作品がアニメ描き下ろしカバーイラストに!

名だたる文豪がイケメンとなって登場する、累計250万部を突破した人気コミック『文豪ストレイドッグス』。

2016.3.1(火)

2次創作公認の小説投稿サイト「カクヨム」オープン レーベル公式アカウントで試し読みも

KADOKAWAとはてなの小説投稿サイト「カクヨム」がオープン。投稿作品の閲覧が可能になった。

「丸善&ジュンク堂ネットストア」がネット書店「honto」に統合、hontoでも店舗取り置きサービスが利用可能に

株式会社トゥ・ディファクトは、株式会社HONが運営するネット通販サービス「丸善&ジュンク堂ネットストア」を、トゥ・ディファクトが運営するネット書店サービス「honto」に、4月11日に統合すると発表した。

三島由紀夫のSF小説『美しい星』、55年を経て映画化 リリー・フランキー&亀梨和也出演で現代設定に大胆脚色

作家の三島由紀夫氏が1962年に発表した、ミシマ文学のなかでは異色のSF小説『美しい星』が実写映画化(2017年5月公開)されることが2月29日、わかった。

林真理子の不倫小説『不機嫌な果実』連ドラ化 栗山千明、市原隼人と"禁断愛"

人気作家・林真理子氏が約20年前に主婦の不倫を描き、センセーションを巻き起こした小説『不機嫌な果実』が、4月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠(毎週金曜 後11:15)で連続ドラマ化されることが2月29日、わかった。

いつの世も変わらぬ女性の強さとしたたかさ! 武家社会に生きる男女の機微を描いた直木賞受賞作

青山文平氏は、1992年に影山雄作名義で中央公論新人賞を受賞し、作家としてデビューしているが、この時は短編集を1冊出したのみで創作活動を休止している。

この素晴らしい世界に祝福を!:アニメ化成功で原作売り上げ3倍増

ライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」(略称・このすば、角川スニーカー文庫)の売り上げが、テレビアニメ化(1月から放送中)に伴い3倍に伸びていることが明らかになった。

【今週はこれを読め! SF編】宇宙海賊よりこのオンナのほうがヤバい!

宇宙海賊と聞いて、あなたはどんなイメージが浮かぶだろうか? キャプテン・ハーロック、コブラ、ブラスター・リリカ。ベテランSFファンなら《レンズマン》の敵役ボスコーンや、A・バートラム・チャンドラー《銀河辺境》でグライムズ船長が闘う一味、あるいはジェイムズ・マッコネル「お祖母ちゃんと宇宙海賊」のユーモラスな面々を思いだすかもしれない。

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