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2018年11月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2018年11月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2018.11.20(火)

舟橋聖一文学賞に飯嶋さん 彦根市が発表

彦根市は十九日、第十二回舟橋聖一文学賞に、東京都内在住の飯嶋和一さん(65)の長編小説「星夜航行(せいやこうこう)」が決まったと発表した。舟橋聖一顕彰青年文学賞、小中学生と高校生が対象の舟橋聖一顕彰文学奨励賞の入賞者も発表され、併せて、十二月一日午後二時から、彦根ビューホテル(同市松原町)で授賞式がある。

【今週はこれを読め! SF編】他者の記憶、自分の輪郭、宿痾もしくは恩寵としての共感

第五回創元SF短編賞を受賞した「風牙」からはじまる連作集。風牙(ふうが)というのは作中に登場する犬(ラブラドール・レトリーバー)の名前である。しかし、実体があるわけではない。記憶のなかにいる犬である。少年がペットショップで出逢った、可愛い一匹。これから仲良しになるんだ。おじいちゃんが買ってくれて、風牙の名もおじいちゃんがつけた。

2018.11.15(木)

文学:全米図書賞に多和田葉子さんの「献灯使」

米国の代表的な文学賞、全米図書賞が14日発表され、今年新設された翻訳文学部門で、ドイツ在住の作家で詩人の多和田葉子さん(58)の小説「献灯使」が選ばれた。

2018.11.14(水)

【今週はこれを読め! エンタメ編】太宰治が現代日本にやってきた!〜佐藤友哉『転生! 太宰治』

最近は、彼らの著作以上に、文豪という存在そのものに注目が集まる世の中であるようだ。書店に行くと、文豪の人気ランキングや作家同士の友情や彼らが書いた恋文についてなどの本(美麗イラスト付きのものも多い)が売り場の一角を占めていることも。

2018.11.13(火)

【今週はこれを読め! SF編】ITによって変貌しゆくアクチャルな未来を描いた連作集

ITの発展、およびそれを取りまく文化によって、変わりゆく近未来を描く連作。作中で用いられるのは空想的な超テクノロジーではなく、いま現実にあるツールやメソッドであり、主題となるのも、いまの世界が直面している(あるいは、これから不可避に直面するであろう)アクチャルな問題だ。そして、もっとも注目すべきは、それに取り組む主人公たちの行動原理である。

2018.11.11(日)

【今週はこれを読め! ミステリー編】北アイルランド一匹狼刑事シリーズ第二弾『サイレンズ・イン・ザ・ストリート』

出勤時、すべての警察官が車の底に爆弾がとりつけられていないか確認する。そしてけっこうな頻度で実際に爆弾を発見してしまい、失禁しながら処理班を呼ぶことになる。

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