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2020年3月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2020年3月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2020.3.10(火)

【今週はこれを読め! SF編】浪漫の帝都と大陸の新興都市が舞台、波瀾のスチームパンク

和製スチームパンクの第三作。設定は第一作、第二作からつづいているが、物語としては独立しているので、この巻だけ読んでも支障はない。ただし細かいくすぐり----たとえばヒロインの伊武(イヴ)が長須鯨の描かれた箱を大切にしていて、誰かが腰掛けようとすると「椅子じゃない」と怒るくだりなど----は、シリーズを追いかけているファンへのサービスだ。そのあたりも含め、大森望さんが「解説」でシリーズ全体の概要をまとめてくれている。本書から読む場合は、まず「解説」からどうぞ。

2020.3.8(日)

作家の勝目梓氏死去 小説「獣たちの熱い眠り」など

勝目 梓氏(かつめ・あずさ=作家)3日、心筋梗塞のため自宅で死去、87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は三女高瀬千尋(たかせ・ちひろ)さん。

2020.3.5(木)

作家の浦賀和宏さん死去 ミステリー中心に執筆 41歳

浦賀 和宏さん(うらが・かずひろ=作家、本名八木剛〈やぎ・つよし〉)が2月25日、脳出血で死去した。41歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は母悦子(えつこ)さん。

2020.3.4(水)

【今週はこれを読め! エンタメ編】亡くなった母から届いたノート〜小手鞠るい『窓』

本書では、ウガンダの内情をはじめとした海外の複数の国における問題について、多くの紙幅が割かれている。楽しい話題とはかけ離れた要素を含むこの作品を、エンタメ小説として本欄で紹介していいものかどうか迷った。しかし、『窓』はノンフィクションでもルポルタージュでもない。ここで取り上げなければ、レビューなどがアップされる場が限られてしまうのではないかと思い(自分のTwitterという手もなくはないけど、零細アカウントなので...)、やはりご紹介させていただくことにした。

2020.3.3(火)

【今週はこれを読め! SF編】第二次『幻想と怪奇』に喝采!

伝説の雑誌〈幻想と怪奇〉が45年の歳月を経て甦った!

第1回「令和小説大賞」決まる

LINE、日本テレビ放送網、アニプレックスの3社は3月3日、第1回「令和小説大賞」の受賞者・作を発表。大賞に遊歩新夢「星になりたかった君と」、選考委員特別賞に谷山走太「負けるための甲子園」と、エフ「なぜ銅の剣までしか売らないんですか?」の2作を選出した。

2020.3.2(月)

吉川英治文学賞は該当なし 文庫賞は「十二国記」シリーズ

吉川英治国民文化振興会は2日、第54回吉川英治文学賞が該当作なしと決まったと発表した。第5回同文庫賞は小野不由美さんの「十二国記」シリーズ(新潮文庫)。第41回同文学新人賞は今村翔吾氏の「八本目の槍(やり)」(新潮社)と呉勝浩氏の「スワン」(KADOKAWA)。

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