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2012年8月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年8月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2012.8.10(金)

比類なき謎と恐怖、斜め上のロジックとミスリードの誘いー小説『Another』

電子書籍共通配信のプラットフォームを提供しているブックリスタは、「夏の特別フェア企画"BOOK FESTA 2012 summer"」を実施している。

ささみさん@がんばらない : 人気ラノベがアニメ化 「まどマギ」新房監督とシャフトがタッグ

日日日さんのライトノベル「ささみさん@がんばらない」(小学館)がテレビアニメ化されることが10日、発表された。人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「化物語」などの新房昭之監督とアニメ制作スタジオ「シャフト」がタッグを組み制作する。

電撃20年祭 サイン本付きバスツアー締切迫る!

10月20日(土)・21日(日)の2日間、千葉・幕張メッセにて、アスキー・メディアワークス創立20周年記念イベント「電撃20年祭」が開催される。同イベントをより楽しむためのプランとして、特典付きのバスツアーが企画されている。

20万部突破!『カゲロウデイズ』待望の続編リリース決定!

ニコニコ動画に投稿された楽曲の再生回数が1000万回を超える人気クリエイター・じん(自然の敵P)本人による書き下ろしノベル『カゲロウデイズ-in a daze-』の続編、『カゲロウデイズⅡ–a headphone actor-』が9月29日(土)にリリースされる。

さらに進化して再びPSPでゲーム化『ロウきゅーぶ! ひみつのおとしもの』

アスキー・メディアワークスは、プレイステーション・ポータブルソフト『ロウきゅーぶ!』を2013年春に発売すると発表しました。

ミステリというよりも学園青春小説として秀逸な『氷菓』

今年4月からアニメ化され脚光を浴びている『氷菓』の原作となる同名の小説は、無気力系主人公が活躍する学園モノ――というと、「ああ、最近のライトノベルでは定番になった設定だよね」と思うかもしれません。でもこの小説、実は11年前の2001年に発表された作品なのです。

手紙に映し出されるヘルマン・ヘッセの一面

20世紀の文豪の一人、ヘルマン・ヘッセは生前、世界中から何千通もの手紙を受け取り、基本的に自分で返事を書いていた。こうした文通の一部が現在、ベルンのスイス文学文書館(SLA/ALS)で保管されている。

女子中・高生オススメ! 真夏にぴったりのホラー小説

ダ・ヴィンチ9月号の小野不由美特集では、品川女子学院中等部・高等部の読書好き生徒たちによる、7月発売の新刊『鬼談百景』『残穢』についての座談会を掲載している。瑞々しい10代の目に新作はどう映ったのか? 怖かったシーン、印象的なエピソード、卓見の怪談論から、ゾッとする怪奇体験談までが飛び出した、大盛り上がりの座談会を一部ご紹介しよう。

楽天のkoboは本当に挑戦的な価格だったのか? 専門家が分解して調査

楽天代表取締役会長 兼 社長の三木谷浩史氏曰く、「挑戦的」な価格とされた7980円のkobo Touch。家電メーカーを経営する専門家が実機を分解し、内部で使われている部品や形状などから設計方針を推定。本当に"挑戦的な価格"だったのかどうかを探った。

橋下徹市長にオススメ 三浦しをんが教える"文楽"の楽しみ方

橋下徹大阪市長の"文楽批判"が、賛否を呼んでいる。

2012.8.8(水)

作家からアイドルまで幅広く支持される小説家・小野不由美

ダ・ヴィンチ9月号では、9年ぶりとなる待望の新作が2冊同時発売されたばかりの小説家・小野不由美を大特集。

北川景子が時代劇ドラマ初主演「みをつくし料理帖」

TOKIO松岡と初共演 北川景子が時代劇ドラマに初主演。ひたむきに生きる江戸の「女料理人」を演じる「みをつくし料理帖」

小学館、全社員に電子書籍端末『kobo Touch』配布

株式会社小学館は8日、全社員に楽天の電子書籍端末「kobo Touch(コボタッチ)」を配布したと発表した。

彦根市:目指せ、未来の舟橋 文学賞・奨励賞作品募集、来月7日締め切り /滋賀

彦根市は、「第24回舟橋聖一顕彰青年文学賞」と「第27回舟橋聖一顕彰文学奨励賞」の作品を募集している。応募締め切りはどちらも9月7日(当日消印有効)。近年はレベルの高い作品が増えており、市は舟橋氏を配したポスターを配布するなどして応募を呼び掛けている。

2012.8.7(火)

「中二病でも恋がしたい!」メインキャスト&放送開始が10月からに決定

京都アニメーションの主催する「第1回京都アニメーション大賞」奨励賞受賞作で、京アニでのアニメ化が告知されていた虎虎さん作「中二病でも恋がしたい」

ネットが教えてくれた"書店員の力" ジュンク堂が取り組む、ネット×書店の姿

3月末、「ジュンク堂書店 新宿店」の閉店に伴って行われた最後のフェアで、同店の売り上げが過去最高を更新した。書店員がそれぞれ、おすすめの1冊を手書きPOPで紹介したフェア。思いのこもった"魂のPOP"が顧客の心を打ち、「書店員の最後の本気」とネットで話題に。多くの客を引き寄せた。

累計780万部突破! 脅威のファンタジーシリーズ「十二国記」の魅力

ダ・ヴィンチ9月号では、累計発行部数780万部、という驚異的なセールスを誇るファンタジーシリーズ「十二国記」を大特集。

紫式部文学賞:岩橋邦枝さんの「評伝 野上彌生子」

昨年に刊行された女性作家の作品が対象の「紫式部文学賞」(京都府宇治市など主催)の選考委員会は7日、第22回受賞作に東京都在住の岩橋邦枝さん(77)の「評伝 野上彌生子(やえこ)−迷路を抜けて森へ」(新潮社刊)を選んだと発表した。岩橋さんは日活映画「逆光線」(1956年)の原作者。11月に同市である贈呈式で、賞金200万円が贈られる。

2012.8.6(月)

【本の話をしよう】「グッバイ、こおろぎ君。」作家 藤崎和男さん

≪書くなら今が最後のチャンス≫ "最後のチャンス"に賭けた。人生が、変わった。藤崎和男さん、74歳。初めて書いた「グッバイ、こおろぎ君。」が、「おそらく史上最年長」(群像編集部)で群像新人文学賞の優秀作に選ばれた。

AKB48佐藤すみれ 人気小説「十二国記」のヒロインは「昔の私に似てる」

この夏、累計780万部以上と絶大な人気を誇る、小野不由美の「十二国記」シリーズが〈完全版〉で刊行開始。それにあわせてダ・ヴィンチ9月号では著者・小野不由美の大特集を組んでいる。なかでも注目は、AKB48きっての読書好きとして知られる佐藤すみれによる、ヒロインのコスプレグラビア! 孤独な状況ながら凛と立ち上がろうとする「十二国記」のヒロインを、を完全再現した。

スターツ出版 ファンタジー小説大賞開催 作品募集中!

スターツ出版初のファンタジー作品のコンテスト、「スターツ出版ファンタジー小説大賞powered by Berry's Cafe&野いちご」が開催されている。大賞受賞者には賞金50万円と作品の書籍化の権利が与えられる。

世界を敵に回しても友達を守るそんな二人の関係性に憧れますね

「私、いま青春キラキラ系の小説にハマっているんですよ!」と目を輝かせながら話す宮﨑さん。

映画『アナザー』眼帯ヒロインの橋本愛「実はホラーが苦手」

ダ・ヴィンチ9月号の表紙を飾る、純白の透明感の内側に陰を潜ませる美少女。撮影中も、 彼女がふっとうつむく時、遠い目をする時、現場の空気がひんやりと変化した。彼女は今、何を考えているんだろう? 眼差す誰もが、想像力をくすぐられる。

【書評】『冥土めぐり』 鹿島田真希著

評・尾崎真理子(本社編集委員) 斜陽描く芥川賞受賞作 芥川賞の受賞作は、作家の可能性を示すと同時に、できればこの時代を知る手がかりであってほしい。その点、今夏選ばれた「冥土めぐり」は、この国の斜陽がどれほど濃い影を人々の心に落としているか。如実に映し出している。

米国に1年遅れ:英Amazon.co.ukでもついにKindle電子書籍の販売部数が紙書籍を上回る

英The Guardian紙によると、米Amazon.comは、英国でもKindle電子書籍の販売数が紙書籍版を上回ったことを発表した。

芥川賞・鹿島田真希 怖いくらい稿を重ねた情熱

今回の芥川賞受賞作の「冥土めぐり」は何度も推敲(すいこう)して、稿を重ねた。十回ぐらいは書き直したので、百十枚書くのに、千百枚は書いたと思う。編集者は私に対して、この人は何回書き直すのだろう、と思っていたらしいが、私の方は、いったい何回書き直せば、掲載してくれるのだろうかと思っていた。しかしその稿を重ねた情熱は大したものだったらしく、怖いぐらいだったとも言われた。

「黒子のバスケ」小説第3弾、キセキの世代が浴衣で夏祭り

藤巻忠俊「黒子のバスケ」のノベライズ第3弾「黒子のバスケ―Replace III―ひと夏のキセキ」が、9月4日に発売される。小説を執筆するのは、第1弾、第2弾と同じく平林佐和子。

インバウンド:コザを舞台に小説 阿川大樹さんの新作

【沖縄】コザ(沖縄市)を舞台にした小説「インバウンド」が小学館から発刊され、7月12日から全国で販売されている。執筆したのは小説家の阿川大樹さん(57)=横浜市。作品は主人公の上原里美が、働くことを通して自分自身の存在意義を見いだしていく様子や、それを静かに見守り続ける家族や友人の温かさを描いている。

桐島、映画始まるってよ 8月11日から「桐島、部活やめるってよ」公開

映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)が2012年8月11日、全国で公開される。主演の神木隆之介さん(映画「妖怪大戦争」など出演)や橋本愛さんらが出演している。

2012.8.5(日)

独自の"図書館"活用、現代版寺子屋目指す 「まち塾@まちライブラリー」

本を媒介に人脈を広げ、学びあいの場を創ろうという「まち塾@まちライブラリー」の活動が広がっている。今年は電子書籍元年といわれ、街中でスマートフォンやタブレットに見入る人が急増する中で、時代に逆行しているようにも見えるが、実はこの活動、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も駆使しており、新旧混在のツールを活用した試みとなっている。

被災図書館再建へ、古本買います 査定額分を寄付

東日本大震災の津波で全壊した図書館の再建に向けた「ゆめプロジェクト」が、岩手県陸前高田市で立ち上がった。全国から不要な本を東京の古書買い取り業者に送ってもらい、業者が査定した金額を市に寄付する仕組みだ。

【この本と出会った】作家・青木淳悟 『新訂 最新国語便覧』 

浪人時代の「小論文」経験 大の作文嫌いだった私が大学で文芸創作に手を染めるようになるのも、文学部のいわゆる創作科に籍を置いたから、だけではなかった。大手予備校の「本科生」という泥沼の浪人時代、少しだけ文章を書く経験をした。

【書評】『川の光 外伝』松浦寿輝著

人間も動物、自然の一部 著者は詩人、小説家、批評家として、各ジャンルで文学賞を受賞している。いわゆる純文学系に属する。敬遠したいところだが、「川の光」シリーズは、読み始めるとやめられない面白さ。小動物たちの冒険と友情、生きる知恵、孤独と幻想の世界へ引き込まれ、生命の奇蹟(きせき)を実感する。

出版ニュース:かるたマンガ「ちはやふる」が小説に

競技(きょうぎ)かるたに青春(せいしゅん)をかける高校生(こうこうせい)たちを描(えが)いたマンガ「ちはやふる」(講談社(こうだんしゃ))が、オリジナル小説(しょうせつ)になります。小説(しょうせつ)は、これまで描(えが)かれなかった中学生時代(ちゅうがくせいじだい)のメーンキャラクターたちの成長(せいちょう)していく姿(すがた)が描(えが)かれています。

【女性編】マンガ化、アニメ化してほしい小説ランキング

まだ読んでいないから!? 人気作家の最新作がトップ 「面白い」と思うドラマや映画の原作が、マンガというのはよくあること。最近では逆に、人気の小説がマンガ化やアニメ化されることも増えてきています。そこで今回は、女性405名に「マンガ化、アニメ化してほしい小説」を聞いてみました。

【男性編】マンガ化、アニメ化してほしい小説ランキング

ドラマや映画とは違う新たな魅力が発見できそう マンガが原作となったドラマや映画が大ヒットを飛ばすことは、そう珍しいことでもなくなってきましたが、昨今では漫画のみならず、小説を原作としたマンガやアニメも増えてきています。そこで今回は、男性296名に「マンガ化、アニメ化してほしい小説」を聞いてみました。

小説『雪国』の舞台が現代アートの発信地に

新潟県、「大地の芸術祭」 地域活性化の一環、交流が促進され地域協調のきっかけに

2012.8.4(土)

オリジナルインタビュー「ラノベの素」 日富美信吾先生『日本子・チャチャチャ あいむジャパン』

8月新刊イチ押し! 今回は8月2日に講談社ラノベ文庫より発売される『日本子・チャチャチャ あいむジャパン』の著者、日富美信吾先生にお話を伺いました。

橋本愛はなぜ包帯が似合うのか?

8月4日に映画が公開される『Another』(綾辻行人/角川書店)で、主人公の女子高生・見崎鳴(みさきめい)役を演じる橋本愛。黒髪ぱっつん前髪のおかっぱヘアに、白い眼帯――それが、橋本愛が持つ雰囲気とハマりすぎて、公開前から「萌える!」との声が続出している。しかし、この眼帯や包帯といった衛生医療品を身に付けた"包帯少女"というジャンルは、実は昔から愛でられてきたものなのだ。

これはアウトオオオ! 「放課後ライトノベル」第103回は『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』で,言いたいことも言えない世の中を変革します

「暑い……でもあと2か月くらい我慢すれば……!」と,自ら慰めてもどうにもならないほど暑い今日この頃。もういっそ,マンホールの中にでも入って涼みたいものです。それか冷たい土の中に深く静かに沈降してみたい。

懐かしい名作50冊と再会 世田谷文学館で宮崎駿さん推薦の文学展

子供の頃、夢中になって読んだのに、今ではすっかり内容を忘れてしまっている名作に再会できる特別展が、東京都世田谷区南烏山の世田谷文学館で開催されている。岩波少年文庫の中から厳選された50冊を展示するもので、選者はアニメーション監督の宮崎駿さん。紹介されている本を読めるコーナーも設けられている。

文化 : 日本文学を絵で表現 駒ケ根高原美術館WSで中学生が作品制作

駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は3日、中学生対象のワークショップ(WS)「名作の冒頭文に学ぶ日本のこころ」を開講した。赤穂中学校美術部の1、2年生11人が受講。「方丈記」「奥の細道」「夜明け前」など日本文学8作品の冒頭を読んで作品や作者について学び、日本語の美しさ、奥深さに触れて感じ取った感性で絵画作品を描いた。

2012.8.3(金)

60歳を過ぎたら、自分の人生に決着をつける "生涯現役"貫く 作家・森村誠一氏

79歳になっても年間数冊の小説を書き下ろすなど、"生涯現役"を貫く作家の森村誠一氏。「超高齢社会を迎えた日本で、高齢者はどう生きていけばいいか」と尋ねると、「老後は、他人から干渉されない人生を歩めるのだから、やりたいことをやって、ぜひ自分の人生に決着をつけてほしい」とアドバイスしてくれた。

ブックレビュー革命元年の『文学少女図鑑』

もしかすると2012年は、ブックレビュー革命元年と呼ばれることになるのかもしれない。

ポプラ社、11月に「ポプラディア大図鑑 WONDA(ワンダ)」

11月20日、同社初となる図鑑「ポプラディア大図鑑 WONDA」(全12巻)を発売する。8月2日に首都圏の書店、取次会社約100人を本社に招き、説明会を行った。

書評合戦「ビブリオバトル」、各地に拡大

自分のお気に入りの一冊を紹介し合い、チャンピオンを決める書評合戦「ビブリオバトル」が、全国各地に広がっている。本を通して知識や交流を深めようと大学や図書館、書店などで熱戦が繰り広げられ、7月に開館した兵庫県の伊丹市立図書館本館(同市宮ノ前3)でも、シリーズが始まった。キャッチフレーズは「人を通じて本を知る、本を通じて人を知る」だ。(神谷千晶)

25万冊の図書で作った迷路 ロンドンに出現

25万冊の図書で作られた迷路が、2012年7月31日から8月25日まで、ロンドンで公開されています。

【ラノベの車窓から】第15回 『日本子・チャチャチャ あいむジャパン』

【ラノベの車窓から】第15回は日富美信吾先生の「日本子・チャチャチャ あいむジャパン」をピックアップ!

早川書房、「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」配信へ

早川書房は同社の代名詞ともいうべきSF・ミステリーの名作群を「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」として電子書籍で配信開始する。

BookLive!が角川作品4000冊配信へ、BOOK☆WALKERと本棚連携も

株式会社BookLiveが運営する電子書籍ストア「BookLive!」は3日、角川グループの書籍の配信を開始した。BookLive!では2011年2月のストア開設時より、角川グループの人気マンガを配信してきたが、新たに文芸やライトノベルを中心に配信タイトルを増やし、角川グループ作品の取り扱いを本格的に開始する。

キャラメルボックスが有川浩と新しいコラボレーション

演劇集団キャラメルボックスが、今年11月にスタートするクリスマスツアーの演目を発表した。

2012.8.2(木)

島清恋愛文学賞:存続へ「振興会」結成 推薦委員「芥川賞・直木賞に負けず育てたい」

◇金沢で会見、協力呼びかけ 白山市が昨年度で廃止した「島清(しませ)恋愛文学賞」で、推薦委員を務めていた県内の学識経験者らが1日、金沢市内で記者会見を開き、同文学賞を存続させるため、「日本恋愛文学振興会」(会長、竹内信孝・元美川町長)を結成し、運営に当たることを明らかにした。竹内会長は「恋愛小説だけを対象にした文学賞は全国でも珍しく、廃止されるのは惜しい。芥川賞、直木賞に負けない賞に育てたい」と、協力を呼びかけている。

「もうこれ以上のものは書けない」山田宗樹さんの大作『百年法』

「直線の死角」で横溝正史ミステリ大賞を受賞し、その後発表した「嫌われ松子の一生」が映画化されたことなどで一躍その名を広く知られるところとなった山田宗樹さん。今回、その山田さんが「これ以上のものは書けない」と断言した大作「百年法」が発売されました。近未来、不老不死が実現した日本で「不老処置を受けた者は100年後に死ななければならない」という「百年法」が施行される、という衝撃的な内容の本作。構想に至る経緯などを伺いました。

コミック「人類は衰退しました のんびりした報告」発売

小学館より、コミック「人類は衰退しました のんびりした報告」が発売された。

楽天、電子書籍端末の不具合よりも「口コミ操作」に問題

楽天が7月19日から開始した電子書籍サービスでは、端末「Kobo Touch(コボタッチ)」の動作不良が発覚するなど初日からトラブルに見舞われたが、その裏では楽天が「口コミ操作」も行っていた。

【オリコン】「芥川賞・直木賞」受賞作がTOP100圏外より急上昇

7月17日に発表された「第147回直木賞」受賞作の辻村深月『鍵のない夢を見る』(2012年5月18日発売/文藝春秋)が週間1.2万部を売り上げ、8/6付"本"ランキングBOOK(総合)部門で先週の100位圏外から24位に急上昇した。また、「同芥川賞」受賞作の鹿島田真希『冥土めぐり』(同年7月10日発売/河出書房新社)も週間7831部を売り上げ、先週100位圏から44位にランクインし、共に初のTOP50入りとなった。

アマゾンの引き立て役になりかねない楽天コボ  カギは「UX」の追求 編集委員 小柳建彦

楽天の電子書籍サービス「kobo(コボ)」がスタートでつまずいた。閲読端末「kobo Touch(コボタッチ)」の初期設定が滞ったり、電子書店「koboイーブックストア(コボストア)」での和書の品ぞろえに批判が出たり、楽天や三木谷浩史社長の反応にさらに批判が広がったりと、悪循環に陥った。

世界の魔法に関する知識が詰まった『ライトノベル作家のための魔法事典』刊行

世界の主要な魔法をほぼ網羅した書籍『ライトノベル作家のための魔法事典』が、8月1日(水)にハーヴェスト出版から刊行されました。

仕事に疲れたら「ワクワク」を補充? 川上弘美の長編ファンタジー小説

読まなければいけないメールに企画書、押し寄せる情報の洪水......。そんな毎日に疲れたなあと感じることはありませんか? 疲れた心に足りないのは、ビタミン剤ではなく、もしかしたら想像力を喚起する物語なのかもしれません。

シリーズ累計400万部のBL小説最多刊行シリーズ、ついに完結!! [株式会社角川グループパブリッシング]

シリーズ開始から18年を迎えるBL小説の金字塔「富士見二丁目交響楽団シリーズ」(角川ルビー文庫)が、ついに完結を迎えます!

大ヒット官能小説、英アマゾン売上部数で「ハリポタ」抜く

英米で爆発的にヒットしている官能小説「Fifty Shades of Grey(原題)」が1日、アマゾン・ドット・コムの英国版で、「ハリー・ポッター」シリーズ全7部の売上部数を抜いた。

「銀河英雄伝説」で発進/凰稀かなめ

宝塚でSF!? 宙組新トップスター凰稀かなめのお披露目公演は、人気作家・田中芳樹氏のベストセラーSF小説「銀河英雄伝説」をもとにした作品になる。「スペース・ファンタジー 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」として上演され、演出は小池修一郎氏。このほど、小池氏と凰稀らが出席し、製作発表が行われた。小池氏は、タイトルにひっかけ「映像を駆使して、あっと(@)驚いてもらえたら」と笑わせた。兵庫・宝塚大劇場は8月31日~10月8日、東京宝塚劇場は10月19日~11月18日。

龍神賞作家の萱島雄太、元小説家の豊島ミホ、パブーで連載

電子書籍サイト・パブーにて萱島雄太「西遊少女」、豊島ミホ「読書感想文攻略法」の連載が開始した。ともに毎月2話配信で、購読料は月額300円。

2012.8.1(水)

小川国夫の未発表小説6編見つかる

小説「アポロンの島」などで知られる作家、小川国夫(1927~2008)の未発表の短編小説が見つかった。習作から、作家として世に出る直前までの、修練の歩みがうかがえる。

いじめられている君へ 辻村深月を読もう

度重なるいじめ事件を受けて、朝日新聞の朝刊一面で連載されているコラム「いじめられている君へ」。7月28日には直木賞を受賞したばかりの辻村深月が登場し、話題を集めている。

アンジェラ・アキが号泣した恋愛小説

独特のピアノ弾き語りで人気を集める、シンガーソングライターのアンジェラ・アキ。代表曲『手紙 ~拝啓十五の君へ~』など、"泣ける歌の名手"としても知られる存在だが、そんな彼女が思わず"号泣した本"を、『王様のブランチ』のインタビューで明かした。

人気時代小説『みをつくし料理帖』の作者・高田郁 エッセイ集刊行記念サイン会開催!

シリーズ累計170万部を超える人気時代小説『みをつくし料理帖』の著者・高田郁さんの初のエッセイ集『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』が刊行された。それを記念して8月4日(土)東京・神保町の三省堂書店にてサイン会が行われる。

難しい本が敬遠される時代、電子書籍とオンデマンド印刷に専門書の活路を見出す、インプレスR&Dの取り組み

今年5月、インプレスR&Dは新たな専門書の出版ブランド「Next Publishing」を立ち上げた。一般書店では販売せず、電子書籍版とプリント・オン・デマンド(POD)サービスを使った紙の本で提供するという独自路線を打ち出したこのブランドはどのように生まれたのか。立ち上げにかかわった、錦戸陽子氏と福浦一広氏に話をうかがった。

【押忍!論壇女子部】第二回:「豊崎由美 × 栗原裕一郎 いつも心に太陽を ~慎太郎で巡る現代日本文学60年史~ vol.4」を突撃!

荻窪にあるライブハウス「ベルベットサン」で毎月開催されている「いつも心に太陽を ~慎太郎で巡る現代日本文学60年史」に、七夕の夜、行ってまいりました! 

岡田准一&榮倉奈々「図書館戦争」実写映画化で初共演

有川浩氏の人気小説「図書館戦争」(佐藤信介監督)が実写映画化されることになり、主人公の堂上篤を「V6」の岡田准一、ヒロインの笠原郁を榮倉奈々が演じることがわかった。外伝を含むシリーズ6巻累計の発行部数が280万部を突破した今作で、ふたりが初共演を果たす。

SM小説、30代女性にブーム 英米「ママ友必読書」?

SMを題材にした官能小説が英米で爆発的に売れている。30代前後の女性に人気が集中し、「マミーポルノ」と呼ばれるほどの社会現象になっている。

寄付殺到 本棚が足りない 大槌町

大槌町吉里吉里の丘に立つ「森の図書館」に、全国から児童書の寄付が殺到し、蔵書は4千冊を超えた。どれも名作ばかりで、3年かけて石を積んで図書館を造った佐々木格(いたる)さん(67)は「本棚が足りない」とうれしい悲鳴を上げている。

進む書店と電子書店の融合――三省堂書店店頭で電子書籍販売始まる

三省堂書店の店頭で電子書籍を購入できる取り組みが始まった。リアル書店と電子書店の連携として注目したい動きだ。  BookLive!が取り扱う電子書籍コンテンツが三省堂書店の店頭で購入できる「電子書籍店頭決済サービス」が8月1日から始まった。まずは三省堂書店有楽町店で開始し、順次全国へ展開予定。

新タイプの図鑑続々

最速の動物、台風のでき方・・・ 子ども向けの新しい図鑑が続々と出版されている。これまでは「魚」「昆虫」といった種類別の図鑑が中心だったが、動物の大きさを比較したり、子どもの疑問に答えたりするタイプが増えている。読み物としても楽しく、夏の自由研究にも役立ちそうだ。

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